2013年12月19日

探求会「クリスマスツリーと門松」にお越しください

(facebookのイベントに同内容で掲載)
3239200-40x25.JPG


今回の探求会は「クリスマスツリーと門松」でお話をします。それらは、私たちにとってクリスマスからお正月を彩る風物詩です。私たちの見慣れた風景の歴史的な背景を見ながら、私たちが心の拠り所にしたものを探りたいと思います。

クリスマスは、イエス・キリストの降誕を記念する祭日です。ところが新約聖書にもイエスの誕生日とは書かれていません。

月刊メールマガジンで先日、お送りした同タイトルです。クリスマスツリーと門松にどのような関係があるのかと訝しく思われた方もいらっしゃることでしょう。常緑の木を用いたそれらは、冬至に向かって弱り行く太陽の復活を願ってのことだったのです。

北欧に住んでいた古代ゲルマン民族の冬至の祭は、ユールです。ユールでモミの木を使っていました。

エデンの園から追放された人類の始祖がそこで食したのは智恵の木です。クリスマスツリーはそれを模したとも言いますが、智恵の木が、リンゴなのか、イチジクなのか、バナナなのか、モミの木なのか不明なのです。

歴史的な経過を見ながら、現在のクリスマスツリーと門松に託されたものを見ていきたいと思うのです。ご興味のある方は、ご参加ください。

月刊メールマガジン(無料)「現代の生活に古代の智恵を活かす」登録と解除はいつでもできます。バックナンバーも読めます。
http://www.mag2.com/m/0001332631.html

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どなたさまでも、お気軽にお越しください。

□日時 / 12月21日(土) 午後1時半から午後3時半
□場所 / ホテル日航姫路1階ファウンテン個室
・電車  JR姫路駅 中央改札口南へすぐ/山陽電鉄姫路駅より徒歩5分
・お車  姫路バイパス姫路南インターチェンジより車で3分
□費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
□講師 / 中澤鳳徳
・参加される方は、facebook、あるいはお電話でお知らせいただけると幸いです。
http://syusei.or.jp/gijyuku.html
修生会 〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話 079-245-0780
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
写真 「クリスマス」 by ぼんでりんご
中澤が加工しました。
フォトライブラリー  http://www.photolibrary.jp/
posted by ほうとく at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月22日

姫路ゆかたまつりが始まっているので、実践会で「姫路城の守護神、長壁明神と妖怪、長壁姫」をお話しします

姫路ゆかたまつりは、姫路城の守護神、長壁神社(おさかべじんじゃ)の例祭にちなみます。そのご祭神は、大天守最上階にも祀られている長壁氏の氏神、長壁明神です。長壁明神は、名刀、郷義弘(ごうのよしひろ)を姫路城に隠れすむ妖怪、長壁姫を宮本武蔵が退治した礼に授けたという伝説もあります。姫路城には、いろいろなそこで、今回の実践会では、長壁明神と長壁姫を扱ってみます。

ご興味のある方は、お気軽にお越しください。
http://syusei.or.jp/gijyuku.html
参加費、1000円は会場でお支払いください。
posted by ほうとく at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月12日

探求会「聖なる吉野で神を祀る持統天皇」にお越しください

(Facebookに同内容を掲載)持統天皇は、第40代天武天皇の皇后です。その時代は、女帝の頻出する時代です。33代推古天皇から48代称徳天皇までの16代の内、重祚を含めると8代が女帝です。そして、その時期に、古代国家によくある祭政一致から政治と祭事が分離をはじめたのです。

持統天皇の吉野宮への行幸は、32度に及びます。その地で国土に恵みがあるように祭祀を執り行っておられます。また、かつて壬申の乱で天武天皇が勝利して、持統皇后、草壁、大津、高市など、六皇子を吉野宮に集め、「吉野の盟約(よしののめいやく)」を誓わせた皇室の神聖の地です。

吉野は、神仙郷です。以前から吉野で水銀朱が採れていました。水銀朱は道教では不老長寿の仙薬です。水銀朱を加熱すれば水銀ができます。水銀は金を作るときに必要な材料でもあります。朱の赤色は中国では皇帝の色です。それに加えて、奈良から南、吉野は、特別な地だったのかも知れません。神武天皇が、奈良に及んだのは、奈良から見て、吉野のまだ南の方、熊野を経てです。

今回の探求会では、持統天皇がシャーマニズムの伝統をかいま見せるその時代を見渡し、宗教的な意義を探ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
どなたさまでも、お気軽にお越しください。

□日時 / 6月15日(土) 午後1時半から午後3時半
□場所 / ホテル日航姫路1階ファウンテン個室
・電車  JR姫路駅 中央改札口南へすぐ/山陽電鉄姫路駅より徒歩5分
・お車  姫路バイパス姫路南インターチェンジより車で3分
□費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
□講師 / 中澤鳳徳
・参加される方は、お電話などでお知らせいただけると幸いです。
http://syusei.or.jp/gijyuku.html
posted by ほうとく at 19:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月19日

探求会「シャーマニズムと巫女の系譜」にご参加ください

(facebookのイベントを再掲)
シャーマンは、神霊、精霊、あるいは死霊と交信する人たちを指しています。古代ギリシアではデルポイの神託は、政治や軍事に尊重されていました。古代の日本で、卑弥呼が鬼道を行っているという記述は、シャーマニズムだと思えます。古代には世界中で、国家や民族の行事から日常に至るまでシャーマニズムが、重要な役割を果たしていたと想像できます。

神社の巫女は、そうした流れにあって、現在、神がかり的なことを見せません。しかし、東北地方のいたこ、沖縄のユタ、朝鮮半島のムーダン、東南アジアのタンキーなどは、神がかりします。

先進国では、物質的文明を優先しているために現在に伝わっているものが、きわめて限られた活動の範囲しかないように見えます。ところが、芸能などに変容したものも含めて見渡すと多く残っています。

平安時代末期から鎌倉時代の歌舞に白拍子があります。巫女が舞を披露していく中で、次第に芸能を主とし、また巫(ふ、かんなぎ)以来の伝統の影響を受けて女性が男装し、男舞に長けた者が白拍子(しらびょうし)です。

神が憑依すると、一時的に異性に変身ことがあると考えられていました。日本武尊が熊襲征伐において女装を行い、神功皇后が三韓征伐の際に男装を行っているのも神がかりになった事の象徴です。

また、歌舞伎の元となったとされる出雲阿国(いずものおくに)は、出雲大社の巫女です。彼女も男装して演じています。

楽器は精霊によってもたらされるというアフリカの神話が多くあります。ですから楽器に触れることができるのは、世襲制の限られた伝承音楽家です。彼らは、歴史を歌で伝え、儀式を司り、病気を直し、時には呪いをかけます。王は、楽器の力、精霊の力を借りることによっていくさに勝ったり、民を統治することができるのです。

サッカーW杯フランス大会でも、アフリカ出身の選手がまじないをかけたので相手チームは精彩を欠いたのではないかと噂されたりします。

今回の探求会では、シャーマンの種類を説明し、現在に続く霊媒的な職能と芸能の系譜を説明します。

どなたさまでも、お気軽にお越しください。

□日時 / 4月20日(土) 午後1時半から午後3時半
□場所 / ホテル日航姫路1階ファウンテン個室
・電車  JR姫路駅 中央改札口南へすぐ/山陽電鉄姫路駅より徒歩5分
・お車  姫路バイパス姫路南インターチェンジより車で3分
□費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
□講師 / 中澤鳳徳
・参加される方は、お電話などでお知らせいただけると幸いです。
http://syusei.or.jp/gijyuku.html
修生会 〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話 079-245-0780
posted by ほうとく at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月16日

「古事記成立に寄与した稗田阿礼は誰なのか」が本日の探求会のタイトルです

古事記の成立に欠かせない稗田阿礼が実際のところ、だれなのか分からないのです。

古事記を偽書だと断じる方々も、稗田阿礼の載るその序文があるがために疑っているのです。序文がなければ、古事記偽書説はなかったのです。

そこでひるがえって、彼、あるいは彼女はほんとうにある特定のだれかなのかというところから見直さなければなりません。今回は、およそ稗田阿礼が特定のだれかではなさそうだと説明します。ですから特定のだれかに違いないという前提を踏まえず、また古事記成立の要件もほとんど扱いません。

シェークスピア別人説を参考に、だれかを特定することが簡単ではないことを説明します。

ご興味がありましたら、どなたさまでも、お気軽にお越しください。

□日時 / 3月16日(土) 午後1時半から午後3時半
□場所 / ホテル日航姫路1階ファウンテン個室
・電車  JR姫路駅 中央改札口南へすぐ/山陽電鉄姫路駅より徒歩5分
・お車  姫路バイパス姫路南インターチェンジより車で3分
□費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
□講師 / 中澤鳳徳
・参加される方は、お電話などでお知らせいただけると幸いです。
http://syusei.or.jp/gijyuku.html
修生会 〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話 079-245-0780
posted by ほうとく at 11:14| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする