人類の歴史でときどき大きな変革が生じます。今回の新型コロナ騒動は、そのひとつになります。
今日は、令和2年4月23日です。政府の緊急事態宣言が4月7日に出されてから、2週間あまり。5月6日までと、一応のめどが示されています。しかし、政府の意図や医学的な対抗策とは関係なく、この騒動の禊ぎに2年間が必要です。
新型コロナウイルスの人類への強力な攻撃性をみるにつけ、人類にマッチしたものだと想像ができることでしょう。人類の邪悪な想念が作り出したものなので、強烈に人間に作用するのです。
現在、それを敵として、人類は立ち向かっています。しかし、本質は、人類の想念が、現実的に人類を襲っているので、新型コロナウイルスに対抗している間は、終息しません。おのれの一部だと理解すると、霧散するのです。
誰もが、自分の存続を賭けて、都合のよいように考えたいのです。ですから、現在、人類に課せられた禊ぎにも、相応の時間が必要です。数週間でこれまでの自分を諦める潔さがあるなら、もう少し居心地の良い世界だったことでしょう。
私たち自身の思いとは関係なく、宇宙の流れが、すでに人類に新たなものを示してきているのです。これまでかかって作ってきた人類の価値体系の誤りが削がれるのです。
すでに新たな時代にマッチしている人たちやマッチできる人たちは、新しい時代の到来を待ち望んでいたことでしょう。多くの人たちが、心の時代と唱えながら、現実の世界で、われよし、お金の亡者となっていたのです。外出自粛要請は、それらを根底から突き崩しました。新たな時代の暮らしを予見させるものです。
「令和」になって、突然、生じたこの世界的な事態を収束させ、新たな時代の先駆になるのは、日本かもしれません。改元は、時空の統治の変化をあらわします。「令和」がもたらすであろう輝かしい時代のために古い時代の殻を脱ぎ捨てなければならないのです。その混乱が、現実に起きているのです。
また、日本で「新型コロナ」と呼び習わしているウィルスの名称は、太陽の表面の100万度にもなるガスのプラズマであるコロナに由来します。太陽以外の恒星にも存在が確認されていますが、人類には太陽を思い起こさせるものです。また、コロナは、「クラウン(冠)」の語源でもあります。この騒動は、日の本、日本に関わっていて、今後の日本に大きく関係しているのかもしれません。これまでの価値体系ではない新たな世界観を日本が先駆的に指し示すことになるのかもしれません。
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