霊体が、人さまに憑いて、精神状態が尋常でなくなったり、健康状態に変調を及ぼすことがあります。
そうしたご相談をお受けしましたら、基本的には、憑いている霊体を浄霊するように努めています。除霊、あるいは悪魔祓いと呼ぶような邪魔者扱いをしないようにしています。
憑いてる霊体が悪さをしているのだから、何が何でも、とりあえず除けてしまえばいいのだとは、私は考えていません。
なにがしかの必然があって、そうした状況が生じているのです。当人であったり、周囲の方であったりするのですが、困ってお越しになった方のご相談から見えてくる原因に立ち返って解決を図りたいと、私は考えています。
つまり、憑いている霊体の都合、憑かれる理由、本人、あるいは周囲の人の困られている事柄を観せていただいて、手立てを打っていきます。
実際には、手間が掛かります。その手間を惜しめば、禍根を残します。
基本的には、憑いている霊体の思うところを聞き取り、地上に思いを残さず、帰幽されるように手配させていただくようにしています。
Michal JarmolukによるPixabayからの画像