2021年05月18日

浄霊、除霊、あるいは悪魔祓い

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霊体が、人さまに憑いて、精神状態が尋常でなくなったり、健康状態に変調を及ぼすことがあります。


そうしたご相談をお受けしましたら、基本的には、憑いている霊体を浄霊するように努めています。除霊、あるいは悪魔祓いと呼ぶような邪魔者扱いをしないようにしています。


憑いてる霊体が悪さをしているのだから、何が何でも、とりあえず除けてしまえばいいのだとは、私は考えていません。


なにがしかの必然があって、そうした状況が生じているのです。当人であったり、周囲の方であったりするのですが、困ってお越しになった方のご相談から見えてくる原因に立ち返って解決を図りたいと、私は考えています。


つまり、憑いている霊体の都合、憑かれる理由、本人、あるいは周囲の人の困られている事柄を観せていただいて、手立てを打っていきます。


実際には、手間が掛かります。その手間を惜しめば、禍根を残します。


基本的には、憑いている霊体の思うところを聞き取り、地上に思いを残さず、帰幽されるように手配させていただくようにしています。


Michal JarmolukによるPixabayからの画像

posted by ほうとく at 00:15| Comment(0) | ・幽霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月07日

金縛りで、セクハラ?

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金縛りにあった経験をお持ちの方は、とても多いようです。身動きができない、あるいは身動きするのが怖いのはよくあることです。その中にはセクハラものも多いようです。金縛り中、何もできないことをいいことに触られた、みたいな。「訴えてやる」と息巻いても、相手が何者か分からないことが多いので、残念ながら訴えることもできません。
posted by ほうとく at 12:08| Comment(0) | TrackBack(0) | ・幽霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月05日

虫殺しの罪と罰

「身体がこんなことになっています」という病気のご相談。それに対して「あっ、虫を殺している」と思ったのです。そこで、私の回答は、
「除草剤を使っていませんか」
殺虫剤で虫を殺しているのならともかく、自分でもヘンな回答だと思ったけれど、思わず除草剤を使っていないかを問いました。そうすると、最近、身体が動かなくて、庭の草引きができないので、除草剤を使っているというのです。除草剤が虫を殺すのか、草が枯れて、居場所が無くなって、虫が怒っているのか分かりませんが、虫の立場では、怒り心頭ということなのでしょう。虫の祟りが人さまの身体に出てきたのです。供養をお伝えしましたが、じつは虫の供養はわりあい難しいのです。
posted by ほうとく at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ・幽霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

「追悼の集い」が、いよいよ明後日となりました

「追悼の集い」が、いよいよ明後日の事となりました。当会の行事の中で、とくに大きな行事というわけではないのですが、私は、けっこう気に入っています。

阪神淡路大震災、あるいは東日本大震災の犠牲者の方々でお越しいただく霊体の方々と、私たち、生きた人たちとの交歓が絶妙だからです。

じつは当日を待たずに、すでに今や遅しとして来られている霊体の方々もおられるご様子です。

当日の神事のあいだにも霊体の方々が寄って来られ、食事をなさったり、語りかけてきたりなさいます。簡単な神事を終えて、霊体の方々が気を受け取られたであろう食べ物(の残り)を私たち生きた人たちでいただきます。いろいろな方を想定して用意した食べ物は、あれこれ山盛りです。私たちは歓談しながら、食べ物をいただきます。すでにそれらの気が抜けてしまっています。しかし、だれも文句は言いません。供養のためにお供えした食べ物ですから、味や香がなくなって当然です。

犠牲者の皆さんにとっては、想定外の死で、いろいろな思いを残されたことでしょう。そのいくらかでも私たちが理解し、受け取ることができるならば、犠牲者の皆さんにどれほどにお喜びいただけることでしょうか。そして、私たちも、より望ましい日常の糧とさせていただけるのです。

お亡くなりになったお一人おひとりは、個性豊かにそれぞれの活動に邁進して来られたことでしょう。そのお一人おひとりの御霊(みたま)の供養は、その方々の現実への働きかけのお手伝いともなり、現実での顕現に力することでしょう。

そうしたことを思いながら、毎年、気の抜けた食べ物をおなかいっぱいいただいています。
posted by ほうとく at 18:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ・幽霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月18日

あの世に持っていけるものは、何だろう?

あの世に持っていけるものは、何だろうと心配で眠れない皆さん、っていらっしゃいません?

今の日本の常識では、あの世に旅立つ時に何も持っていけないですよね。

稼いだお金は持っていけない。ぎりぎりまで大事に使ってきた肉体も、持っていけない。肩書も役に立ちそうもない。愛する人も連れて行けない。お気に入りのコレクションもダメだろう。

棺桶に燃えるものは入れてもらえるけれど、それでもあの世に持っていけないかもしれない。

今どきの日本で死ぬと、けっこう厳しいなあ。そう思わない?

でもあの世で、三途の川の向こうらしいけれど、親戚やペットが迎えてくれるらしいんだよ。彼らへのお土産ってなんだろう。菓子折りも、お金も、何もなくてもかまわないって分かるよね。「現世で、頑張ってきたよ」「みんなに会いたかったよ」みたいなことでいいのだろうね。あの世に行って「よく頑張ってきたね」って言ってもらったら、大満足なんだと思う。
posted by ほうとく at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ・幽霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする