2021年06月29日

心の不調が身体の不調を招く

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身体の調子が悪くなると、お医者さんなどを頼り、その部分を治そうとします。ところが治りにくかったり、再発しやすかった経験もおありでしょう。

頭痛、肩こり、下痢、アトピー性皮膚炎、足の痛みやこむら返りまで、そのほんとうの原因は、肉体の故障ではなく、自分の思い方、考え方、自分の現実的な防御、あるいは他人さんからの念であったりするのです。

頭痛が辛くて、頭痛薬を飲んでも、繰り返すことがあります。心にゆとりがなく、自分のことに固執しているのかもしれません。霊感が強い人では、パワースポットで頭痛を感じることもあります。

足腰が痛むときに整体院で身体を触ってもらうかもしれません。しかし、人さまの念を受けているかもしれないし、自分で大きなストレスを抱えて過ごしているのかもしれませんし、仕事に行きたくないのかもしれません。

本当の原因を探るには手間はかかりますが、健康な状態に回復するには、内観や瞑想を活用したり、神社や寺に参詣する方が、近道なのです。

silviaritaによるPixabayからの画像
posted by ほうとく at 18:07| Comment(0) | ・健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月12日

うつうつしてきたら、人さまの笑顔のために

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うつっぽいなあ。
うつうつ、うつうつ、なんだかうつうつ
なんでこんな感じなんだろう、うつうつ
なんだかしんどいなあ、うつうつ。
もう、どうでもいいや、うつうつ。

そうしたときには、自分の得手勝手な思いにとらわれています。うつ状況を抜け出すには、人さまを喜ばせるようにすればよいのです。身近な人がいいと思います。人さまを喜ばせてあげようと考えると、気分は晴れてきます。人を喜ばせてあげたいと1週間ほど考え続けると、実際にできにことがあります。そのころには「うつうつ」していた状況を忘れてしまっています。

写真
青空と木 (Tree)
「フリー写真素材-フォトック」
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2015年07月18日

「食べてはいけないもの」を「食べない」だけのお話

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健康のためには食べてはいけないと世間で言われているものがあります。自然界にあったものではなく科学的に合成した物質を使ったもの、遺伝子組み替えの生物から作られたもの、過度の刺激物、カロリーや塩分が高いものなどたくさんあります。あるいは熱い食べ物や飲み物、冷たい食べ物や飲み物が良くないと思っている方もおられるでしょう。

そうしたものには、ダイエットをしたい人のためにカロリーの少ない人口の甘味料を用いたり、食べるまでの間に腐らないように防腐剤を添加したり、見た目や香りがよくなるように着色料や香料を加えたりと、そのつどに必要な措置を施しているのです。利便性のために食事をすることで摂ったものによって身体を傷めるので、そうしたものを食べないように務めなければなりませんという話をよく聞かされることでしょう。

食べてはいけないもの

食べないように務める

ところが食べないように務めても、つい、あるいは知らずに口にすることもあることでしょう。その結果、のちになって自分自身の心が傷つきます。

では、あるものを「食べてはいけない」と自分が知ったとき、ほんとうは、どのように処すれば良いのでしょうか。そうしたものを、ただ「食べない」が回答です。食べないように努力をすることではありませんし、我慢することでもありません。感じるままに「食べない」のです。回答を具現するために、その過程を説明するならば、「食べたくなくなった」。だから「食べなくなった」です。

食べてはいけないもの

(食べてはいけないと感じる)

(食べたくなくなった)

(食べなくなった)

食べない

自分の本心に従って、そのままに振る舞うのです。これほど単純なことはありません。それが自分の身体の最善の状態を導くことになるのです。

写真
kevinschmitz
GATAG|フリー画像・写真素材集 4.0  http://free-photos.gatag.net/2015/03/31/080000.html
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2014年09月02日

病気の妄想にさよならを告げなさい

私たちの肉体は、この地上で活動するために用意されたものです。その肉体が病気になることがあります。

病気の原因は、肉体にあるのではなく、みなさんの思いやエゴに由来していることを、これまでわたしはよく説明してきました。今回は、見方を裏返して、身体が病気になったときに、どのように向かい合うのかを簡単に説明しましょう。

肉体に不調や痛みが生じるのが病気です。多くの方は、その病気に意識が向きます。そして、病気について思いめぐらせ、心に負担を強います。肉体が負っている病気の負担は、事実です。しかし、その病気を意識することで生じた心の負担は妄想です。

病気の回復に、医療や家族などの支援が大きな役割を果たすにしても、自己治癒力が必須です。心の負担が、自己治癒力の作用を妨げます。そのために、自分で作り上げた病気の妄想によって身体が回復しないことになるのです。

ですから、妄想を手放すのです。そうすると心の負担は消え、治癒しやすくなるのです。

心が病気を意識して作り出した妄想を消し去るには、どうすればよいのでしょうか。はじめに肉体が病気であることと、心が病気について感じているいやな感情とを異なる2つのものだと理解することです。そして、ごく簡単に言えば、肉体が病気の状態にあることを認め、同時に心が作り出すものを病気そのものではなく、妄想だと知ることなのです。

そして、病気の妄想にさよならを告げることです。

(平成26年9月1日、感謝祭、講話、中澤鳳徳、  http://syusei.or.jp/saiji.html
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2014年06月28日

仕事に疲れたときに先達がいります

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まじめに仕事をしている人たちは、自意識過剰で、しばしばストレスをため込みます。弱音を吐かないで仕事にがんばろうと努めているからです。

ただ仕事に疲れているだけだと思いたいのでしょうけれど、人生の指針に誤りや勘違いががあるのかもしれません。「先達はあらまほしきことなり」と徒然草の「仁和寺にある法師」にあります。

たわいのないことに見えながら、そこに生じている理不尽が大きなストレスになっているのです。頑張って仕事をして帰ってくると、嫁さんが自分勝手なことを言います。自分で仕事にがんばっていても給料が増えるわけではありません。残業がなくなってきたために給料が減ります。人のために役に立つと思って就いた仕事なのに、社内では、金儲けの話ばかりでした。こき使われるだけで、仕事に満足感がありません。勉強できると思っていたら、営業に忙しくて、時間が自由になりませんでした。

仕事への期待が大きかったせいか、仕事場でも家庭でも、その思いを整理できないせいか、会社への不満の思いが徐々に募ります。そうした思いを持っていることが体裁の悪いことだと自分で知っています。人さまに知られないように、そして自分で納得できるように、自分に言い訳をします。そうすると、その自分が惨めになります。

友人たちは、理解してくれているように見えます。ところが上辺だけだと気づくことがあります。恋人もそうです。結局、周囲にいるのは自分と同類の仲間であったというだけのことでした。

上司や両親に気づかれたくないと隠しています。元気に振る舞っても、いよいよ空元気(からげんき)でしかなくなります。

両親が亡くなっている人は幸いです。仏壇で、ほんとうの姿を見せるしかないのですから。両親がご健在ならば、どのように調整をすればいいのでしょうか。せっかく就いた仕事で、「辛い」「もうだめだ」とは言いたくないのです。心配をかけたくないからです。

3日目であきらめるのはもちろんよくないことでしょう。3週間でも、3カ月でも、あきらめないほうがいいのかもしれません。石の上にも3年。ということは、3年間は頑張る方がいいのでしょうか。

ご両親は、仕事や社会について、より多く知っていることでしょう。悩み苦しんでいる子供のことも、よく分かるはずです。だからこそ多くを尋ねないかもしれません。もし、一緒に暮らしていないのならば、一カ月に一度以上、顔を見せたほうがいいかもしれません。ご両親の空気を吸うためにです。それでも、両親に言えないことがあります。

苦しんでいる己の問題を、周囲のだれも解決できない。そうした問題が生じていることをだれにも知られたくない。そこで立ち止まります。ほんとうの答えに向けて思いめぐらせるのです。

そうすると、それまでの思いや考えが堂々巡りをしていることに気づきます。つまり自分が後生大事にしている常識やルールに誤りがあるのです。己の根幹が揺らぎ始めます。自分一人では心が折れそうになります。ここで先達が必要なのです。

photo 著作者:Joey L.
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posted by ほうとく at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ・健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする