2011年07月27日

五岳は中国の道教の聖地である五名山です

五岳(ごがく)は中国の道教の聖地である5つの山です。宇宙開闢の創世神である盤古が死んだとき、その五体が五岳になったと言われています。

陰陽五行説に基づき、木行=東、火行=南、土行=中、金行=西、水行=北 の各方位に位置します。

東岳泰山(山東省泰安市泰山区)
南岳衡山(湖南省衡陽市衡山県)
中岳嵩山(河南省鄭州市登封市)
西岳華山(陝西省渭南市華陰市)
北岳恒山(山西省大同市渾源県)

ですから、その位置関係を示すと

     北岳恒山
西岳華山 中岳嵩山 東岳泰山
     南岳衡山

となります。
posted by ほうとく at 13:07| Comment(0) | TrackBack(0) | ・風水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月27日

南西の仕事場は忍耐がキーワード

近所にパナソニックPanasonic(松下電器産業)の大きな工場ができます。そのために新しい工場の稼働のために近隣にお越しになっていると思う方々が多くお住まいになっているようです。

その住居から工場は南西です。ということは、仕事は、耐え忍ぶ場になります。そうすることで成果が出るということです。辛いことがあるのを我慢するということではありません。

興味深いことがたくさんあるとか、これまでの伝統的な手法を駆使しなければならないとか、突発的なことに対処しなければならないというのではなく、もくもくと仕事に邁進することになるだろうということなのです。

同じ仕事場でも異なる方角から来ている人たちは別の感じ方をすることになるのです。
posted by ほうとく at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ・風水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月14日

商業施設の秘密の仕掛け

店舗や商業施設では、家屋とは異なる視点からいろいろな手だてをしていますね。

たとえば、長く居つけそうな部屋とすぐに出て行きたくなる部屋があります。

購入した自宅は、長く住みたいですよね。ビルを所有していて店舗を入れるのであっても、長く使ってもらいたいですね。でもアパート経営では、次々に替わってもらうほうがいいですよね。できたら出て行く方々が、より良い状況になって、出て行かれると嬉しいですよね。つまり部屋の仕掛けは、目的によって、長くそこにいることが良いかどうかは、異なるということです。

マンションやアパートを経営している方は、その建物の各部屋の間取りに口出しすることは、ないだろうと思います。よけいなことを考えずに業者が各部屋の間取りを考えます。ここにひと手間をかけることもできます。

トイレに、霊体がいることは、自宅では好ましいことではないと思われています。家屋のトイレにいる霊体は、好ましくない場合が多いのです。ところが飲食店などで、トイレに霊体がいて、お客さんを呼び込んでいることもあります。

風水的には、欠けている部分、つまりへっこんでいる部分は、その方角の力が弱いことを意味しているのです。自宅では、落ち着かなくなるので、「そこをへこませたら、あかんやろ」と言いたい方角もあります。ところが大型の店舗で、その方角に大きな欠けを作っている場合があります。お客さんが、店内で、うろうろしてもらえる配慮ですね。裏技ともいうべき配慮です。

さりげなく仕掛けがあることが多いので、意図してか偶然か、分かりにくいですね。ある西欧風の喫茶店では、南に大きな双頭の馬車の置物があります。南には2が似合います。方位に十二支が当てはめられています。北の子(ね、ねずみ)から始まって、右回りに、馬(午)は、12の動物の7番目、南に位置します。店の活気を上げるためでしょうね。

現在であっても、屋上にお社があるビルがけっこうあります。高いビルから他のビルをみると、あちこちにあります。百貨店にもあります。

建物を建てる前に、土地を整えるために、鎮(しず)め物を埋める以外に、水晶を使ったりします。これもいろいろな流派(?)があって、水晶の玉を一つ、あるいは複数個、埋める場合もあります。水晶片を土地全体に撒いたり、ある部分にかためて埋めたりします。

商業施設にいろいろな手だてをしているのを、見いだすこともありますが、それぞれよく考えられたものです。裏技だと言えるものも多くあります。表に見えないところで、そうした手立てを考えている多くの方が、活躍しているのだと思います。
posted by ほうとく at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ・風水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月13日

五行の方位

木・火・土・金・水を、東西南北に割り振ると、一つあまりますが、中央に土を置きます。五行は、私たちが目にする物的な木であったり、火であったり、土であったり、金であったり、水であるというのではなく、相互の関係をあらわす象徴です。北半球にいる私たちには、この配置はとても納得のいくものです。


      北(水)

西(金)   中央(土)  東(木)

    南(火)


火と水が反対方向にあり、南と北に位置しています。金と木が反対方向で、西と東にあります。なるほどと思いますね。金運は西を活性化したらいいのも分かりますね。

これに従って、それぞれの方角に似合うように部屋のしつらえをすると、心地よく、そしてより良い状態になることが分かっています。

しかし、私たちは、いつでもバランスよくして、安定させればいいというのではなく、特別なことを願う場合には、バランスを崩して、ダイナミックに動かす必要もあります。また心して部屋を整えようと試みても、その人の、その時期の役割があって、特定の方角が整えにくいということもよくあります。その人の持ち分があって、風水的にもできないこともあります。金運のない人が部屋を選ぶと、金運に関係する西に風呂などの水場がある部屋を選んでしまったりします。そうするとお金が逃げやすくなります。

また北を水っぽくすると、寒々しくなりすぎ、また南を火をイメージさせると、激しくなりすぎます。そこでバランスをとるために、北に火の要素を入れたり、南に水の要素を加えます。

それらの手加減には、慣れが必要です。基本通りにしていくと、「あれ、おかしいなあ」と感じることが出てきます。それから改めてもいいでしょう。あるいは多くの書籍を見ると、説明もないまま、基本とは異なることが書いてあることもあります。たとえば「北にはピンク」と書いているものもあります。北は、水ですから、青色や黒色が似合います。北の力を上げるには、金を持ってくることになりますから、色で言えば白色なのです。なのになぜ北がピンクなのでしょう。簡単ですね。火の要素を加えて、温かみを上げたのです。

五行から風水的仕掛けを考えて、実行するのは多くの方には面倒かもしれません。しかし風水を使いたい方は、基礎を学んで下さい。基礎がないと、風水的仕掛けの効きが悪かったり、思わぬことが起こったときに、理由が分かりにくいかもしれません。
posted by ほうとく at 23:20| Comment(0) | TrackBack(0) | ・風水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月12日

人生の春夏秋冬

風水師(風水先生)は、羅盤(ローパン)を駆使します。中央に方位磁石の入った黒い円盤には、表面にたくさんの目盛りが刻んであります。平面的なツールで、地形や家屋の平面的な解釈に使うのです。その目盛りにはたくさんのことがらが記されています。それをもっているだけで、風水師に見えます。それを使って読み解いていくには、多くの知識がいります。

私は、羅盤を使って、風水的な検討をするとき、家屋の中央からみた方角にふさわしい設(しつら)えを言うばかりではありません。ローパンに託された叡知は、平面的な解釈にとどまらず、時間にも及びます。年齢からその方が人生のどの区分にあるのか、あるいはその方の興味や、していることから、どの方角にふさわしく、あるいは人生の中で、どの時期の働きをしているかを見ます。

古代中国の五行思想では、季節を色で表します。
「春」を「青」    青春(せいしゅん)
「夏」を「赤」    朱夏(しゅか)  
「秋」を「白」    白秋(はくしゅう)
「冬」を「玄(黒)」 玄冬(げんとう) 


         「北」
        高年、赤ん坊
        老年、少年

「西」 中年    ○     青年  「東」

         壮年

          「南」


人生は、成長するに従って、四季のように役割が変化していくのです。それにふさわしい方角や生き方があるのです。
posted by ほうとく at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ・風水 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする