家族は仲よくできる方が良いのに決まっています。それは、他の家族のことを思いやり、それぞれの役割を分担することです。
ところが、そうならないこともあります。家族のうちの誰かが、たとえば息子が、仕事にもいかず、引きこもりながら、好き勝手なことをし続けたり、彼の思うようにいかなければ、家族を脅かすなどということがまれにあります。
そうした息子の振る舞いに対して、家族が威圧や暴力で矯正しようと試みます。そうすると、その息子よりも家族が疲弊し、家族全体が乱れることになったりするのです。彼がそうする原因は、別のところにあったりするのです。
癌も、そうした状況によく似ています。
癌細胞は、ご自身の細胞由来で、しかし、身体の本来の組織とは無関係の増殖をするものです。癌という病気をよく考えずに、そして、癌になったほんとうの理由を考えることなく、治そうとすることに無理があるのです。自分自身の細胞由来の癌細胞を攻撃する治療は、癌化していない自分自身の細胞も攻撃するので、とても過酷な状況になるのです。
私たちは、魂の成長のためにこの世に降り立っています。そのためにこの肉体を駆使しているのです。その肉体は魂の操り人形です。しかし、そこに不具合が生じるのは、魂の成長に必要だからです。それは精神状態が知っています。心が揺らいで、その整理がうまくいかなければ、身体の問題となって現れるのです。
癌になった方の肉体を襲う霊体がいます。邪霊ではありますが、強力です。その霊体が、肉体が痛めつけます。その霊体が寄ってきた理由があります。ですから、その理由を考え、他方で、邪霊を除かなければなりません。次いで肉体の治癒に努めなければなりません。
写真「観覧車」by マグナ
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