2015年01月20日

「瞑想をしたら病気が治る」のか?

「瞑想をしたら病気が治るよ」と言われて瞑想をする人がいらっしゃるそうです。しかし、たぶんその方の病気は治りません。「病気を治すために瞑想をする」からです。

この簡単な違いが、ご当人には分かりにくくなるのでしょうね。

私の受ける相談でも、「その思いがあるので、その病気になっていますよ」と説明しているのに、「手術をしたら、治りますか」と問われます。
ラベル:病気
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2015年01月19日

平成二十七年 阪神淡路大震災、東日本大震災追悼の集い式辞(心ゆたかな文化国家、日本を創る)

平成二十七年 阪神淡路大震災、東日本大震災
        追悼の集い式辞
(心ゆたかな文化国家、日本を創る)

本日ここに、阪神淡路大震災、東日本大震災追悼の集いを執り行うにあたり、それらの震災や津波でお亡くなりになりました併せて二万六千人の方々の御霊(みたま)に対し、謹んで哀悼の意を表します。そして、今なおその後遺症に苦しんでおられる方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。

二十年前の今日、一月十七日の早朝の地震により、阪神間から淡路にかけて多くの被害がありました。多くの家屋やビルディングが倒壊し、多くの方々がお亡くなりになりました。お亡くなりになった方の多くが、家屋や家具の下敷きになり、あまりに短い時間のうちに圧死されています。また火災に巻き込まれ、お亡くなりになった方も多くいらっしゃいます。

昨年十一月に、阪神淡路大震災二十年を前に、前兵庫県知事の貝原俊民さんは、お亡くなりになりました。貝原さんは、阪神淡路大震災の復興の陣頭指揮を努められました。そして、兵庫県の創造的復興を目標に都市改善を進められたのです。人と防災未来センターに財団法人ひょうご震災記念二十一世紀研究機構があります。貝原さんは、その理事長を務めておられました。そこに「市民による追悼行事を考える会」の事務局が置かれています。わたくしも「市民による追悼行事」の呼びかけ人をさせていただいています。現在、私が会長を務めさせていただいている兵庫県単立宗教法人連合会と、二十九年前の昭和六十一年、貝原さんが兵庫県知事に立候補されたときからのご縁です。これからさらにいろいろにお教えいただく機会も多くなるときにお亡くなりになりました。とても残念です。ご冥福をお祈りいたします。

震災からの二十年はとても早いものです。当時の赤ん坊が、今年成人したのです。そのとき、私は、神戸の中央区に住んでいました。建物は無事だったものの、部屋の中に整然と並んだ精一杯に生きた証が、震災で崩れ落ちたのです。私は、肉体的には無傷(むきず)でした。しかし、社会のなかで組み上げた価値が崩落し、生きることの意味を失わせたのです。そばにいる友人の支えで、死の誘惑からまぬがれました。そして、神戸をあとにし、出雲、津和野で三週間を過ごし、その後、二年間、明石でお世話になりました。言い尽くせぬ感謝です。

自分の拠り所を離れて、暮らさせていただきながら、生かされることでしか生きられないことに気づかされたのです。人は、神に見守られ、人に支えられて生きるのです。生かさせていただく幸せは、周囲の人さまの尽力のたまものです。

阪神淡路大震災の後すぐに、ご神前に供えた食べ物を、震災でお亡くなりになった霊体の方々にお供えしました。霊体の方々が群がるようにお越しになりました。人の姿とは思えぬお姿を見せられた方もいらっしゃり、驚くばかりでした。

平成二十三年の三月十一日の午後に宮城県沖を震源とした日本の観測史上最大の規模の地震と、それによって生じた大津波で、多くの方が水死などでお亡くなりになり、また行方不明となられています。また原子力発電所の大きな事故を引き起こしました。

こうした大きな災害の被害にあわれた方々のお気持ちはどのようなものでしょうか。そして、同時にそこから私たちは、学ぶのです。

お亡くなりになった方々の慰霊や供養は、生きている私たちにとって、価値ある活動です。神域での慰霊を神計らいによって執り行わせていただけることで、私たちの祈りが、まっすぐに霊体に働きかけます。ここには、お亡くなりになった方々が、お喜びになる配慮があるのです。そして霊体の方々にお喜びいただくことは、生きている私たちが、これから心地よく過ごさせていただく糧なのです。

東日本大震災では、私たちの誇るべき特質に私たち自身が気づかされたのです。東日本大震災の被災者の我慢強さが、世界中に印象づけられました。私たちは知っています。一人ひとりが独立しているのではなく、その全体に人智の及ばない配慮があって、周囲の人たちと共同体を形成していることを。

ここ、兵庫県姫路市において、本日の集いに臨み、私は、大きな自然災害によって生じた大きな苦難の解決が、どなたにとっても難しく、今後、大きな苦難を招かないように、また不測の事態によって負った心の傷を、どなたもが安心して治癒できる社会の実現に取り組む必要を再確認しました。

明治以降、日本は、物財の豊かさを求め、成功しました。平成七年の阪神淡路大震災で、経済の陰りを見せ、東日本大震災で日本の工業社会にとどめを刺されました。資源エネルギーの多消費のつまづきは、私たちが気づいていた心の傷みを明らかにしただけなのです。貴い犠牲を日本の未来に活かすために、私たちは、先人のたゆむみなく努めて得た叡知を活かし、日本の文化的社会の創成によって心ゆたかな社会の実現に勤(いそ)しみ勤めることを、御霊(みたま)の前にお誓い申し上げます。

終わりに、阪神淡路大震災と東日本大震災でお亡くなりになられた方々のご冥福と、ご遺族並びに被災者の方々の今後のご多幸を心からお祈りし、併せて参列者並びに関係者の皆様方のご健勝をご祈念申し上げます。

平成二十七年一月十七日
修生会 会長 中澤鳳徳
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2015年01月14日

お守りやお札のお魂込めに感謝

皆さんにお使いいただくお守りやお札は、一年間、神様のお力が発せられるように、しっかりお魂込(たまこめ)めをさせていただいています。それを幸運祭(2月11日)に皆さんにお持ち帰りいただきます。

毎年、お魂込めが、この寒い時期になるので、手がかじかみます。暖かい服装で何日もかけて、お正念を込めていきます。今日、やっとできました。そうすると、「ありがたい」と思うのです。お役目を果たさせていただいているのを見守っていらっしゃる方がいる感じがします。
posted by ほうとく at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ・神さまごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月04日

気になるので「1 NIKKOR」の分布図を作成してみました

ちょっと気になることがありました。何でも出てくるインターネットで検索をかけてみました。ても、見つからなかったので自分で、ちょこちょこっとまとめてみました。「1 NIKKOR」の分布図を作成してみました。それを見て、「ふうん、なるほど」と思いました。
DSCN3940-20.jpg
ラベル:NIKKOR 1 NIKKOR
posted by ほうとく at 14:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする