一流の女優でも赤字興行にさせる「青い鳥」

「The Blue Bird（青い鳥）」は、何度も映画化されました。原作はメーテルリンクによるもので、幸福は身近なところにあるという童話劇です。

シャーリー・テンプル
アップロード者: Jbarta
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エリザベス・テイラー
アップロード者: †
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%86%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%BC#mediaviewer/File:Taylor,_Elizabeth_posed.jpg

1940年のシャーリー・テンプル主演、1976年のエリザベス・テイラー主演のいずれも巨費を投じて制作されました。一流の女優を主演にしても、そのいずれの興行も赤字となったのです。

「青い鳥」には関わらない方が良いようです。

「惜福」を貝原俊民先生は座右の銘にされていました

「惜福（せきふく）」は、幸田露伴の『努力論』に出てきます。幸福三説の「惜福」「分福」「植福」の三つの一つです。「惜福」とは、福を使い尽くさず、天に預けておくことです。日本人の美徳である「もったいない」の気持ちに似ているような気がします。

写真は、「惜福」先日の故貝原俊民兵庫県知事県民お別れ会の「お礼」の表紙です。

貝原俊民先生のお別れ会に行ってまいりました

神戸新聞NEXT　　http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201412/0007610005.shtml
（撮影・三浦拓也）

昨日、故貝原俊民兵庫県知事県民お別れ会に行ってまいりました。先月、お亡くなりになった貝原さんのお人柄のよさは、県民のどなたもが知るところだと思います。会場も清楚にしつらえられていました。

（中澤鳳徳撮影）
ご冥福をお祈りいたします。献花の後、しばらく思いを馳せさせていただきました。ほんとうにありがとうございました。

幸福への歩み

幸福は、身近にあると教えられてきたはずです。しかし、多くの人が、かなたにある幸福を追うのです。メーテルリンクの「青い鳥」で、チルチルとミチルが幸福の象徴である青い鳥を探しに行って、結局、手元にあった鳥籠の中にいたというお話のままなのです。

私たちは愚かで、幸福をわざわざどこかに探しに行かなければ、身近にあるとは気づかないのです。ですから、異国にまで探しに行くより、近所の公園か自宅の庭に出かけたら、どうも自分の部屋に在るらしいと気づけば、なお良いのです。

そのために高い感性と、それを認める勇気を持ちたいものです。

「青い鳥」は、ハトだとされています。写真は、ヒワミツドリです。
by Dario Sanches
GATAG｜フリー画像・写真素材集 1.0
http://www.gatag.net/07/16/2008/225858.html

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