2012年12月24日

贅沢は満足できること

先日、ある会社の事務室で社長と話をした。社長自らスチームのミルクを用意して、コーヒーを出してくださった。そのミルクを入れたコーヒーがうまいと社長は言う。そこで、贅沢について伺った。その社長のこだわりが随所にあり、金銭のかかることもあろうかと思っての質問だった。社長は、しばらく考えて、贅沢は満足がいくことだと言った。お金のかかることではなくても、満足できればいいのだと言う。

おみごとだなあ。ふつうは、必要な程度を越えて、金銭を惜しまないから贅沢だ。しかし、金銭にこだわらずとも、贅沢を感じることはよくあること。満足がいくことは、けっこう贅沢なのだとあらためて確認。
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2012年12月17日

アメリカでは海老に苦痛を与えないように最初の包丁の入れ方に決まりがあります

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733年の『出雲国風土記』には嶋根(しまね)群や秋鹿群(あいかぐん)の雑物の中に「縞蝦(しまえび)」の記述が見られます。

イセエビは、古来から食用にされ、またお正月の飾りとして用いられます。我が家でもエビをお正月の飾りに使ったこともあります。修生会でも伊勢海老をお正月に供えたこともあります。

アメリカの一部の州では、最初の包丁の入れ方に制限があって海老の甲を左右に分断する形で切断します。アメリカでは、動物愛護に関する州法等の法令で、海老の脳を切断する形でないと海老に苦痛を与えるということによる罰則があるとのことです。

日本でも加熱調理する場合は、同じように切断します。日本では身が取り出しやすいようになのですが。理由はともかく日米で海老は甲を左右に分割するということです。

写真
タイトル「茹でた伊勢海老」by 霧島の風
フォトライブラリー : http://www.photolibrary.jp/
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2012年12月11日

目つきの悪い猫でも傷ついていたら「あっちへ行け」とは言えない

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先日、お墓参りをした時に、墓地のあちこちに猫がいました。一匹が近寄ってきました。けっこうきれいな毛並みの猫なので、もとは立派な(?)猫であったり、大切に飼われていた猫なのかもしれません。

その猫が私を睨むのです。目つきも悪くて、怖いわけです。それで「あっちへ行け」と言いたくなったのです。ところが左肩に大きな傷があるのです。毛を失い、ピンクの肌に肉が見えているような感じです。けんかをしたあとか、酔っぱらってどこかで転んで滑ったのか、その傷は痛々しい。それでも堂々と向かってきます。

見渡すと、他の猫も、いろいろありそうです。身体のどこかを傷めているのか、両手をそろえて前に跳ねるようにして歩いている猫もいます。

人も一生懸命に生きていますが、野良の猫でもそうです。人が猫より立派ならば、猫に恐れて、「あっちへ行け」ではなく、慈しみ、いとおしく思ってやらなければなりません。

でもなあ、ご先祖さまにお供えをしようとしているのに、墓地の猫は、お供え物をくすねようと、墓参りの間、周囲で狙ってんるんだよなあ。

写真(記事とは無関係です)
タイトル「猫 -警戒中-」by Cheshire-Cat
フォトライブラリー : http://www.photolibrary.jp/
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2012年12月08日

鐘を撞くと住民からクレーム

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年末には除夜の鐘の音を聞かれることと思います。

一方で、最近、鐘のないお寺があります。あっても撞(つ)かない寺もあります。あるいは撞けないのかもしれません。

鐘を撞くと住民からクレームが来るという話を聞きました。

戦時中の供出や災害で釣鐘を失った寺も少なくありません。しかし、新たに釣鐘を用意しない寺もあります。住民の理解を得られないのです。あの厳(おごそ)かな音にクレームがつきます。あるいは寄付の催促に思われます。

お寺の釣鐘(つりがね)を梵鐘と呼びます。「梵」はサンスリット語のBRAHMAの音訳で、「神聖・清浄」です。ということは、ありがたい音なのです。近隣の皆さんが仏教に帰依していなければ、迷惑な音に聞こえるのかも知れませんが。

毎朝、早朝にご住職が、鐘を撞くのは、やはりたいへんなことだと思います。寝坊もできません。

写真「釣鐘」by yamaguchi
フォトライブラリー : http://www.photolibrary.jp/
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2012年12月01日

寒桜も入った玄関の生花

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今日の感謝祭で、参詣者の皆さんをお迎えした玄関のお花に、寒桜も入っていました。

この季節は、花が長く持ちますので、近い内にお越しになりましたら、この花が玄関で皆さんをお迎えします。
ラベル:生花 寒桜 感謝祭
posted by ほうとく at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする