「悪いインネンって古くさいよね」「ほんまかいな」と言う人も多いかもしれません。
It explains the reason that the black fate hands down to the descendant by old Shintoism.
一般的に言われる因縁(いんねん)は、過去の業(ごう、カルマ)の蓄積を指しています。過去の因縁を受け、それが現実に、良いことや良くないこととなって現れ、将来、子孫などが受け継いでしまうのです。良いことも悪いことも代々引き継がれているように見えます。そのよくない影響を避けるのが因縁切りです。
良くも悪くも、土地か家屋か、あるいは家系に特別な「因縁」があって、生じていることがら、因縁だとされるものにはいろいろなものがあります。あの家の人は、皆、離婚するよね。あのお家の方は、代々学者さまだ。そこのアパートに入った人は、皆、自分の家を建てて出て行くね。あの場所で商売すると、だれがしても、失敗ばかりだよ。あの土地に立てた建物は、次々に不審火で燃えるよ。色情因縁があるよ。あの村の人は、みな若死にだ。あの親の子だから、きっと家庭内暴力をするよ。あるいは、お医者さんになる人が多いとか、特定の病気が多いとか、霊媒体質だとか、殺人や自殺が多いとか、と言うこともあります。
現在の日本の社会には、因縁を絶つことが困難な理由があります。核家族化して、ご先祖様との縁が見えにくくなっています。そのために、ご先祖様の残した良い因縁、悪い因縁を知る機会がなくなり、自分自身や家族に生じていることがらが、ご先祖様に由来していることが分かりにくいのです。ですから、生じていることが代々伝わってきた因縁だと理解しにくい、また、その理由が分かりにくいのです。
「因縁」は仏教用語ですが、仏教の知識を利用して、日本人の常識の「因縁」を説明したり、悪い因縁を絶つことは困難です。むしろ古神道などに含まれる精霊信仰(アニミズム)を用いると因縁の続く仕組みを理解しやすくなります。どうして良い因縁も悪い因縁も、代々続きやすいのか、浄霊、祈祷、修行、徳積みと言った悪い因縁を絶つために施す方法はどのようなものかが理解しやすくなります。
私たち、日本人は祖先を崇拝します。それが自分のためにもなるし、子孫のためにもなります。また、子孫のためにしてあげることは、自分のためでもあるし、ご先祖様のためでもあるのです。ですから、どなたもが悪い因縁を絶つようにつとめ、良い因縁を残したいものです。
どなたさまでも、お気軽にお越しください。
□日時 / 11月17日(土) 午後1時半から午後3時半
□場所 / ホテル日航姫路1階ファウンテン個室
・電車 JR姫路駅 中央改札口南へすぐ/山陽電鉄姫路駅より徒歩5分
・お車 姫路バイパス姫路南インターチェンジより車で3分
□費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
□講師 / 中澤鳳徳
・参加される方は、お電話などでお知らせいただけると幸いです。
http://syusei.or.jp/gijyuku.html修生会 〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話 079-245-0780
写真「困っている老夫婦」by by うぽぽ さん
フォトライブラリー :
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