2012年11月23日

第64回近畿宗教連盟和歌山総会に出席

先日(11月20日)、第64回近畿宗教連盟和歌山総会があった。和歌山市の和歌の浦温泉「萬波」で行なわれた。温泉があって、景色が良くて、海の近くで料理もおいしいに違いない、と、総会以外のところで期待が高まる。一泊すれば、けっこう楽しめるだろう。しかし、予定している行事だけで、和歌山をあとにした。

近畿の各県の宗教連盟の持ち回りで、行なわれる。今年は、和歌山県だった。内容は、総会、記念講演会、懇親会。40人ほどの役員が近畿圏から集まった。

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午後2時から午後7時までの一連の行事に取り組む。年配の方も多い中で、てきぱきと多くの議案の審議を進める。記念講演会は、白浜パブテスト基督教会牧師の藤藪庸一師の「共に生きる」であった。自殺をしようとしている人を救ってきたことについて、ご自身の言葉で、興味深い話をされる。

懇親会は、竹垣流の日本舞踊を見せていただく、おいしい料理を楽しませていただく、席の周りでいろいろな話に花が咲く、会場のあちこちにいらっしゃる知り合いに声をかけに行く、というようなわけで皆さんそれぞれに忙しい。私は、中締めで失礼した。残られた皆さんはそのあとも歓談をされたことだろう。

中締めで失礼した皆さんと共に和歌山駅に向かった。そして、特急列車に乗り込む。座席につくと、それぞれ背もたれを倒されて、お休みモード。皆さまご苦労さまでした。
posted by ほうとく at 00:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ・兵庫県単立宗教法人連合会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月20日

のどかな和歌山の海

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近畿宗教連盟の和歌山総会が和歌山の和歌の浦温泉「萬波」で行なわれました。その内容はいずれご報告するとして、その直前に見た風景がステキだったので、掲載してみました。播州もわりあい温暖なのですが、紀伊国、和歌山に行くと、別世界でした。
posted by ほうとく at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月19日

晩秋の点描

播州も、しっかり色づいてきました。晩秋です。そこで、境内の様子を写真でご紹介します。

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この鮮やかな色を見せる時期は、短いと思います。この風景をご覧になりたい方はお早めに(^o^)

桜は、晩秋のあるときに大量に葉の落ちる時期があります。椿には、すでにたくさんのつぼみがついていました。もみじ葉は、表の模様とうらに透ける赤や黄色の色とで楽しめます。一面紅葉もすばらしいものですが、緑とのコントラストで、なお引き立ちます。
ラベル:晩秋 風景 写真
posted by ほうとく at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月15日

「悪い因縁が続くわけを古神道で説明する」が11月17日(土)の探求会(ホテル日航姫路)のテーマです

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「悪いインネンって古くさいよね」「ほんまかいな」と言う人も多いかもしれません。

It explains the reason that the black fate hands down to the descendant by old Shintoism.

一般的に言われる因縁(いんねん)は、過去の業(ごう、カルマ)の蓄積を指しています。過去の因縁を受け、それが現実に、良いことや良くないこととなって現れ、将来、子孫などが受け継いでしまうのです。良いことも悪いことも代々引き継がれているように見えます。そのよくない影響を避けるのが因縁切りです。

良くも悪くも、土地か家屋か、あるいは家系に特別な「因縁」があって、生じていることがら、因縁だとされるものにはいろいろなものがあります。あの家の人は、皆、離婚するよね。あのお家の方は、代々学者さまだ。そこのアパートに入った人は、皆、自分の家を建てて出て行くね。あの場所で商売すると、だれがしても、失敗ばかりだよ。あの土地に立てた建物は、次々に不審火で燃えるよ。色情因縁があるよ。あの村の人は、みな若死にだ。あの親の子だから、きっと家庭内暴力をするよ。あるいは、お医者さんになる人が多いとか、特定の病気が多いとか、霊媒体質だとか、殺人や自殺が多いとか、と言うこともあります。

現在の日本の社会には、因縁を絶つことが困難な理由があります。核家族化して、ご先祖様との縁が見えにくくなっています。そのために、ご先祖様の残した良い因縁、悪い因縁を知る機会がなくなり、自分自身や家族に生じていることがらが、ご先祖様に由来していることが分かりにくいのです。ですから、生じていることが代々伝わってきた因縁だと理解しにくい、また、その理由が分かりにくいのです。

「因縁」は仏教用語ですが、仏教の知識を利用して、日本人の常識の「因縁」を説明したり、悪い因縁を絶つことは困難です。むしろ古神道などに含まれる精霊信仰(アニミズム)を用いると因縁の続く仕組みを理解しやすくなります。どうして良い因縁も悪い因縁も、代々続きやすいのか、浄霊、祈祷、修行、徳積みと言った悪い因縁を絶つために施す方法はどのようなものかが理解しやすくなります。

私たち、日本人は祖先を崇拝します。それが自分のためにもなるし、子孫のためにもなります。また、子孫のためにしてあげることは、自分のためでもあるし、ご先祖様のためでもあるのです。ですから、どなたもが悪い因縁を絶つようにつとめ、良い因縁を残したいものです。

どなたさまでも、お気軽にお越しください。

□日時 / 11月17日(土) 午後1時半から午後3時半
□場所 / ホテル日航姫路1階ファウンテン個室
・電車  JR姫路駅 中央改札口南へすぐ/山陽電鉄姫路駅より徒歩5分
・お車  姫路バイパス姫路南インターチェンジより車で3分
□費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
□講師 / 中澤鳳徳
・参加される方は、お電話などでお知らせいただけると幸いです。
http://syusei.or.jp/gijyuku.html
修生会 〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話 079-245-0780

写真「困っている老夫婦」by by うぽぽ さん
フォトライブラリー : http://www.photolibrary.jp/
posted by ほうとく at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月09日

おこりんぼを卒業した青年に拍手

青年が何年も通ってくる。元おこりんぼさんだ。しかし、今はそうではない。オジンになって丸くなったというのでもなく、早々と変わった。本人は、変わっていないと言い、今も怒ると言う。同時に、かなりおさまっていることも本人自身が承知している。そして、謙虚にも、本人は完全だとは思っていない。彼は好青年になった。自ら感情のコントロールの力をつけたのだから、今後に何の心配もない。

怒る程度が少しでも小さくなり、あるいは怒っている時間や頻度が減ることは、良い人生の基礎となるだろう。怒りの感情は、自分の肉体を傷め、病気やけがにつながりやすい。自分自身の感情をコントロールできると、人さまとの関係も良くできる。そうしたことに気づいた人たちは、怒らないように努力をすることになる。だが、「努力」だけが、怒らないようにする方法ではない。

私は、先日、彼に問うてみた。

「怒らないようにしたのではなく、怒る自分を認めたんだね」

その通りであった。

かつては、おこりんぼの自分に苦しんだことだろうと想像する。自らの芳しくない姿を認める勇気は、だれにでもあるわけではない。自分の芳しくない性格に気づくと多くの人は苦闘する。彼は、自分のプライドを捨てた。おこりんぼだと自分が認めた。そうすれば、自らがおこりんぼの役割を完了する。だから、怒る必要がなくなる。

自らの不都合な姿を自分で認めることで解決を図ることは、わりあいよく出てくる話だ。しかし、そうする人はかなり少数だ。

自分の芳しくない性格を正しく把握すること、そして、芳しくない自分の姿が現実のものだと認めること、そうして解決する。拍手喝采だ。
posted by ほうとく at 13:09| Comment(0) | TrackBack(0) | ・健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする