2012年04月30日

実践会で西洋占星術における「金環日食」の意味を解きました

来月21日の金環日食が世間で話題になっています。

先日の実践会で、小池先生は「今年は西洋占星術で興味深いイベントが多く、ちょうど折よく実践会で説明できることが多い」といいながら、金環日食(5月21日)や、金星の太陽面通過(6月8日)を説明しました。

DSCN2640-06.JPG


当地(兵庫県姫路市)でも、完全ではないものの、金環日食に近いものが見えます。当地に近いところでは、和歌山の那智では、ほとんど完全な金環になるといいます。

熊野三山は、古くからの霊地で、ちょうどその直前に配布した『賀集利樹の新ニッポン聖地紀行』の「伊勢、熊野、出雲」の一つです。

上空から見れば、月の影の中心が那智を通過するのです。ホロスコープから読み解ける変化も気になるところですが、霊地を月の影が通過するので、何かが起きても不思議ではないのです。
posted by ほうとく at 10:10| Comment(1) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月29日

実践会の「古事記1300周年」と賀集クン

DSCN2635-10.JPG


昨日の実践会で、平山先生は、参加者に図書を配布して

「賀集(かしゅう)クンの処女作『賀集利樹の新ニッポン聖地紀行』を2,3分間、扱います。10年応援していたので」

と平山先生は、話を始めました。

パラパラ見ると、コンパクトな書籍ながら、写真集としても、旅行記としても、旅の参考書としても、とてもよくできていました。賀集さんは、有名な俳優さんだそうです。

今年、古事記の完成1300周年です。多くのイベントや出版が相次いでいるようです。私たちにとっても、重要な書籍です。

平山先生は、古事記と日本書紀を、とても分かりやすく比較をした上で、聖数や忌数、中国の陰陽五行思想を加えながら、古事記の世界観や欠史8代、葛城王朝を説明しました。

第2代、綏靖(すいぜい)天皇から第9代、開化(かいか)天皇までが、奈良の葛城地方に本拠を置いて、都や陵(みささぎ)があったこと示し、その後の第10代、崇神(すじん)天皇以降、三輪山の麓に都を移していることを説明したのです。

自分のしていることや知っていることは、自分にとっては当たり前のことです。でも人さまに話すときには、今回のお話のように、聞く人にとって興味深い内容を、十分な準備をして、親切に、分かるように話さなければならないと、あらためて思いました。
posted by ほうとく at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月18日

あの世に持っていけるものは、何だろう?

あの世に持っていけるものは、何だろうと心配で眠れない皆さん、っていらっしゃいません?

今の日本の常識では、あの世に旅立つ時に何も持っていけないですよね。

稼いだお金は持っていけない。ぎりぎりまで大事に使ってきた肉体も、持っていけない。肩書も役に立ちそうもない。愛する人も連れて行けない。お気に入りのコレクションもダメだろう。

棺桶に燃えるものは入れてもらえるけれど、それでもあの世に持っていけないかもしれない。

今どきの日本で死ぬと、けっこう厳しいなあ。そう思わない?

でもあの世で、三途の川の向こうらしいけれど、親戚やペットが迎えてくれるらしいんだよ。彼らへのお土産ってなんだろう。菓子折りも、お金も、何もなくてもかまわないって分かるよね。「現世で、頑張ってきたよ」「みんなに会いたかったよ」みたいなことでいいのだろうね。あの世に行って「よく頑張ってきたね」って言ってもらったら、大満足なんだと思う。
posted by ほうとく at 21:31| Comment(0) | TrackBack(0) | ・幽霊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

おそるべしコンビニ、古代の製塩方法「藻塩」のおにぎりを扱っています

DSCN2478-06.JPG DSCN2556-06.JPG

万葉集、あるいはそれ以来の和歌などの古典を読んでいたら、時々出会う「藻塩(もしお)」、それは万葉集の編纂される時期にはすでに廃れている製塩方法です。とても古めかしい面倒な製塩方法です。


来ぬ人を まつ帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ 藤原定家

朝凪に あまの刈るてふ 藻塩草 たくや釜戸の 関といふらん 足利義満


出会いました、コンビニで、おにぎりの藻塩に。

古代の藻塩の作り方は、ほんとうのところ分かっていないようです。海水から製塩するために濃度の高い塩水(鹹水、かんすい)を作ってから、製塩土器で煮詰めます。

ホンダワラなどの海草が天日で乾燥されて表面に析出した塩の結晶を、甕(かめ)に蓄えた海水で洗い出し、塩分を海水のほうに移す作業を何回も繰り返すことにより鹹水を得る方法です。あるいは別の説では、海草を集めて焼き、その灰を海水に溶いて塩分などの養分を溶かし出し、布で濾し出して鹹水を得るという説もあります。後者では、かなり色づいた塩になったのではないかと思います。
posted by ほうとく at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『未来をひらく希望のことば(1)に続く本編〜希望のことばに学ぶ(2)』(平山誉先生)が4月21日(土)の探求会(ホテル日航姫路)のテーマです

[どなたでもご参加いただけます]

『未来をひらく希望のことば(1)に続く本編〜希望のことばに学ぶ(2)』が探求会のテーマです。平山誉先生のご講演ですので、ご興味がありましたら、お越しください。

□日時 / 4月21日(土) 午後1時半から午後3時半
□場所 / ホテル日航姫路1階ファウンテン個室
・電車  JR姫路駅 中央改札口南へすぐ/山陽電鉄姫路駅より徒歩5分
・お車  姫路バイパス姫路南インターチェンジより車で3分
□費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
□講師 / 平山誉先生

ご興味がありましたら、お気軽にお越しください。

・参加される方は、お電話などでお知らせいただけると幸いです。
http://syusei.or.jp/gijyuku.html
修生会 〒672-8023 兵庫県姫路市白浜町甲2379
電話 079-245-0780
posted by ほうとく at 14:51| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする