今日は、大晦日。元旦大祭の準備の最終段階です。日没を目前にして、お祓いをしようと思ったわけです。大晦日と年の初めの日との境は、深夜ではなく、日没かもしれません。
しっかりしたお祓いの祝詞ではなく、短い祝詞を手にとったのです。何本かのお酒も、その作業の前にはほんとうのところ何を目的にするのか、よく分かっていないのです。まいた後をふと見渡すと景色が変わっているのです。それで、その作業が、お祓い、あるいは清めだと確信したのです。
ところがさらに作業が続きます。ある一点にお酒をまくと、そこから天空に何かが立ちのぼるのです。大地と天空の気をつないだのかなと思っていたら、龍神さんの道を地面に用意することになったのです。ということは天空の龍神さんの降りてくるポイントを設定し、道筋をつけて差し上げる作業だったのです。
来年が辰年なので、龍神さんが楽しみになさっているのかもしれません。