2011年09月30日

蜜入りリンゴの「蜜」は、完熟した証です

果物屋さんの店頭を珍しい果物が賑わせていますが、リンゴはなじみ深い果物です。

原産地は中央アジアの山岳地帯から西アジアにかけての寒冷地のようですが、日本にも平安時代以前に中国から入ってきて、現在、和リンゴと呼びます。現在、私たちが店頭でよく見かけ、おいしくいただくのは、原産地のリンゴをヨーロッパで品種改良して、明治時代以降に日本に入ってきた西洋リンゴと呼ばれるものです。

「ふじ」は生産量がとても多いので、なじみのある品種です。その「ふじ」では、果実中心部が深黄色になっているものがよくあります。「蜜」と呼び習わされています。

それを腐っていると思う方もいらっしゃるようです。あるいは注射器でハチミツを注入しているといううわさもあります。

蜜は、葉の光合成によって作られたソルビトールが果実内部で細胞の外にあふれたものです。ソルビトールは糖分の一種です。といいながら、蜜の部分がとくに甘いということはありませんが。

蜜は、完熟した証で、収穫から日が経つにつれて消えます。糖度の高い果糖に変化して果実に溶け込むからです。そのころが食べごろでしょうね。外からは見えませんが。
posted by ほうとく at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 花鳥風月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月24日

土砂を扱うのにバケツが一番だと人生の先輩は語ります

先月末からの大きな二つの台風、12号、15号の豪雨などで、山から土砂が流れ出しました。ここ、兵庫県南西部、播州は、台風などの災害の少ない地方です。今回は、河川の増水で避難勧告が出たり、道路などが冠水して、床上、床下浸水した家屋も少なくありませんでした。

先日、建築に関係する社長だった方と立ち話をしました。今もそのキャリアを活かして海外で活躍されています。仕事の合間の帰国している間に、豪雨で崩れた山の手入れをしておこうというのです。

やはり年令とキャリアはだてではありません。体力よりも気力が年齢で落ちるので、気負ってしないと言います。崩れたところを修復することはできないと達観されています。土砂を持って上がるのにバケツのような簡単な道具が一番頼りになる、それにいっぱい入れたらダメだと言うのです。流れ落ちてきた土砂は、山から水と一緒に流れてきている、どこから流れ出ているか見極めなければいけないのだと言います。空を見て、また雨が降るから、そのあとでしたらいいのだと言われます。

人生の先輩には敬意をはらって接すると、いろいろに伺えることがあります。あまりにささいな、つい見落としてしまいそうな当然のことを当たり前に振る舞っていらっしゃるのです。
posted by ほうとく at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ・幸福 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月18日

「巫女さんになれるチャンス! 祭事をお手伝いする 「さくらふくむすめ」を募集中」のタイトルでとり上げていただきました

さくらふくむすめの募集を、マイスピ(my spiritual)で取り上げていただきました。

「巫女さんになれるチャンス! 祭事をお手伝いする 「さくらふくむすめ」を募集中」のタイトルで当会の記事を書いていただいた西脇聖さまに感謝です。
posted by ほうとく at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | さくらふくむすめ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月16日

「祟り神を信仰する」が探求会(9月17日(土)、ホテル日航姫路)のテーマです。ご興味がありましたら、お気軽にお越しください。

祟り神(たたりがみ)を祀ることで、災いをする神仏や怨霊 (おんりょう) などが、守護する者となると言います。

有名な怨霊のおひとかたが、菅原道真です。学問の神として知られます。宇多天皇に重用されて、醍醐朝では右大臣になっています。しかし、大宰府に左遷されましたが、死後天変地異が多発したことから、朝廷に祟りをなしたとされ、天満天神として信仰の対象となりました。

そうした御霊信仰(ごりょうしんこう)は、怨みを持った人間の「怨霊」の災いを畏怖し、それを鎮めて「御霊」とすることにより祟りを免れるものです。

肉体を離れた霊体を畏れることは世界中に見られることです。そこから御霊信仰に昇華させたのは、仏教の教説に基づくのではなく、原始宗教に由来する祖霊信仰を基礎においていたからではないかと思えます。

御霊信仰のミニチュア版は、ご相談にお見えになる方にもよくあります。
「肩が凝る」「頭痛がする」という話を聞いて、
「おばあさんが出てきましたよ。お好きだった食べ物をお供えしてください」とお伝えすることもあります。
ご先祖様は、子孫のことを思っています。その様子を見て、思い通りになっていないと、気になって出てきます。それが生きている人に障るのです。悪さをしようというのではなくても、生きている人間さんの不都合な状態となることがあるのです。ご先祖様のご用をきちんと果たすことができることが最善です。しかしできないこともあるので、食べ物で、納得していただいて、お帰りいただこうというわけです。さらには、祀りをしながら、現実の問題の解決のお願いをするのです。

今回の探求会では、祟り神を信仰する御霊信仰が古神道を基礎に置くことを説明し、現在、仏壇で行っている仏祀りをより正しく行う方法を説明します。

ご興味がありましたら、お気軽にお越しください。
電話 079-245-0780 修生会

探求会「祟り神を信仰する」
日時 / 9月17日(土) 午後1時半から午後3時半
場所 / ホテル日航姫路 1階ファウンテン個室
費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
講師 / 中澤鳳徳

セミナーの内容を録画、録音して、活用することがあります。
posted by ほうとく at 08:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ・修生義塾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月15日

「少し気になる「明日はどんな日?」今日より幸せになりたいから」にメルマガのタイトルを変更しました

日刊のメールマガジンのタイトルを若干変更しました(「若干ではない」と言う噂もありますが)。

「明日は何の日?」
   ↓
「少し気になる「明日はどんな日?」今日より幸せになりたいから」

内容
日めくりのように一日一日を意識してみませんか。その日のことに何か意味があるのかもしれません。少し元気の出る言葉と過去のその日にあったことや暦にしるされたことをお知らせします。毎日をステキな一日にしていきましょう。

少し気になったら、ご登録ください。まぐまぐから、毎日、届けられます。
「登録と解除」はいつでもできます。

http://www.mag2.com/m/0001330955.html

ご講読いただき、感想や励ましの言葉をいただけると嬉しく思います。
posted by ほうとく at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | メールマガジン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする