しかしながら、運のよさとその人が正しい、まじめ、徳があるなどということとは別のことです。ということは、運をよくするために努力する内容は、正しく、まじめに生きる努力とは別のことだと分かります。
まじめな人こそ、心配事が多くなったり、完璧主義者になります。しかしそうすると「できない」「無理っす」「〜でなければならない」と否定的な言葉が多くなります。言葉には魂が宿っています。それを言霊(ことだま)と呼びます。自分が発した言葉が、自分をコントロールします。その結果、状況は困難になってしまいます。
そこで、恋愛上手になるために、言葉をかえましょう。ポジティブな言葉は、明るい雰囲気、気持ちよい気分にさせます。良い言葉にかわると、よい縁を呼び込んでくることでしょう。
実際には、現状より恋愛上手になりたいと思ったら、自分が発しているふだんの言葉に注目してください。そして慣れっこになっているふだんの言葉にネガティブなものがないか確認してください。ノートに書き込んでみます。たくさんあるかもしれません。それを丹念に書きつらね、ふだんの自分の言葉から排除していくのです。
その作業をしている間は、修行中。十分な成果にはならないかもしれません。それでも変化が現れることでしょう。自分で気づいたネガティブな言葉を意識もせずに使わないようになったときには、恋愛上手になっていることでしょう。