頑張るのは自分の意志。エゴに近い部分です。だから問題が出てくるのです。頑張らない他人も許せないし、頑張らない自分も許せない。しかしがんばるのは自分のわがまま。
そうしているうちに自分に耐えきれない問題が出てきて初めて、
「どうしたらいいの?」
となります。そこで
「リラックスしましょう」
というと、がんばる人はリラックスも頑張ります。
「3日ほど休みを取って、リゾートしてきます(^o^)」
きちんとしたリゾート用の服装で旅立ちます。ホテルで日が昇ってきたら、起床。一日3度の食事の時間も予定通り、空いている時間も癒し系の予定がびっしり、プールサイドで寝そべっていても、サングラスの下の目つきは、ビジネスマン。
リラックスのしなおしですね(^_^;
自宅でいいのです。まず肩の力を抜いて、ふうっと息を吐きます。おいしいお茶をいれて、窓辺に行きましょう。街並みを見て、「この中でおれはやるんだ」ではなく、庭を見て、「この心地よさのためにがんばるんだ」でもなく、そのままステキな景色に見とれるといいのです。
できるだけ怠けてほしいのです。だらだらする。基本は、ごろごろ。床に寝っころがる。ソファーに寝そべる。起きたくなったら、起き出す。お腹が減ったら、ご飯を食べる。多くの家族がお気に召さない過ごし方かもしれません。がんばる人にとっては、罪悪のように見える過ごし方です。
そこでお勧めは、できるだけ効率的ではないこと、できるだけ無駄に見えることにがんばるのです。
別荘地に行くのならば、ガスや電気に頼るのではなく、薪割りからする、水道を使わずに川から水汲みをする、トイレの掃除をする、食料にするために山菜を集め、魚を獲るというように。自分に必要不可欠のことを自分で達成されていくこと、そして自分に必要不可欠ではないことを排除します。爽快ですよ。
無心になれることに頑張るのです。理性で組み立てたほんとうのように見える枠が、どこかにいってしまいます。リフレッシュした脳は、ほんとうの答を見つけます。