私たちの日々の営みは、ただ淡々と進むわけではありません。嬉し嬉し、楽し楽し、というわけにはいきません。むしろ苦しいこと、つらいこと、悲しいことをだれもがたくさんかかえています。
自分の抱えてしまった心地よくない感情を、人知れず、癒し、消し去ってしまうことができるならば、生きていくことが、どれほどに楽になるでしょうか。仕事をし、家族を支え、友と語らう日々の暮らしの中で見えない部分に、あるいは人さまに見えないようにしながら、一人でかかえているものがあります。人さまに言うのも憚(はばか)られる整理しきれないものを、あなたもかかえているかもしれません。
どうしてつらいのでしょうか。それは周囲の人が理解してくれないからです。あなたがひとりぼっちだと思うからです。
あなたが見かけたきれいな蝶を目で追いながら、あなたの思いについて語りかけるでしょうか。飼っている猫をなでながら、理解を求めるのでしょうか。街行く人の中に紛れて、あなたは癒されるでしょうか。
あなたを癒してくれる人は、特別な方です。親友でしょうか。おかあさんでしょうか。恋人や伴侶でしょうか。そうした特別な方に、ぜひ癒してもらいましょう。でも特別な方でも、ダメなこともあります。
それでも、あなたは、大丈夫です。神さんが、知っていらっしゃいます。あなたが意識したとき、すべてはお見通しになります。「お天道様は見てござる」のです。
あなたにお天道様が分かりにくくてもいいのです。どなたかあなたにご縁のある神様はいらっしゃいますか。その方に、自分のつらい気持ちを打ち明けましょう。きっと分かっていただけます。
神棚に皇大神宮(こうたいじんぐう)のお札がありますか。氏神(うじがみ)様でもいいでしょう。産土神(うぶすながみ)様を祀っていらっしゃいますか。守護神様や、守護霊様を感じたことはありませんか。自分のお気に入りの神社の神様に自分の気持ちを申し上げてもいいでしょう。
このブログを読んでいらっしゃる方は、
修生会(しゅうせいかい)の神様にご縁があるのかもしれません。お名前を聞いて、はっと思われたら、特別なご縁なのだと思います。
現始大神(げんしおおがみさま)様(国之常立神(くにのとこたちのかみ)の別称)
一天聖霊之命(いってんせいれいのみこと)様(開祖霊)神様との交流は「神様に分かっていただけた」という感触で十分です。それだけで安心できますね。神様があなたの守護に入られるからです。