2010年10月06日

中国の地理書である山海経には妖怪もしるされています

奈良時代に編纂された風土記には、それぞれの地域の文化風土などが記載されています。産物や土地の状態、地名の起源、伝えられている伝説も分かります。そうした地誌は、世界中でいろいろな時代に編纂されています。

当時であっても、そして現在であっても、その当時その地域がどのようなところであったのかを知る貴重な資料です。

中国の地誌に「山海経(せんがいきょう)」があります。中国古代の戦国時代から漢代にかけて加筆されて成立した最古の地理書です。その中には、各地の動植物、鉱物などの産物を記しています。そこに妖怪や神々も記述されています。

山海経は、洛陽を中心として記述されています。そしてその山経5書の部分は、山海経の中でも最古の部分で、東周時期(紀元前770年から紀元前256年)の成立と推定されています。儒教や仏教の影響を受けていない中国の原始宗教を知ることができます。
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2010年10月05日

中国とエジプトの人面獅子身の神 中国とエジプトの人面獅子身の神

古代中国や古代エジプトが栄えた時代には、私たちは十分な通信や交通の方法を持っていなかったと信じられています。つまり古代の中国とエジプトは人間の営みとしては無関係だと思われています。

戦国時代から漢に編纂された「山海経(せんがいきょう)」は、中国の地理書です。その中に開明獣(かいめいじゅう)が書かれています。天帝の宮殿の門の門番で、虎の体に人間の頭があります。

その姿は、エジプトのスフィンクスと同じですね。人面獅子身は、エジプトにもあります。メソポタミアや古代ギリシアには、ライオンの身体、人間の女性の顔、鷲の翼を持つ怪物がいます。
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2010年07月31日

床に天津甘栗を一粒落としました

さきほど小皿に盛った数粒の天津甘栗をいただいていました。そのとき一粒を床に落としました。跳ねて床を転がりました。無事見つけることができました。そこで手で持って、水で洗って、口に入れました。水滴のついたそれもまた美味でした。

物を落とすという粗相(そそう)をしたことが、はじめに問題なのですが、天津甘栗を動物の霊が欲しがって床に落ちたのか、何かのお知らせなのかといろいろに思いめぐらせました。

私が子供のころ、食べ物を落としたとき、水で洗ったり、息を強く吹きかけ、汚れを払って口にしたのを見たことがあります。当時はそうするものだと思っていました。

ところが落とした物を食べる姿を、最近、周囲で見なくなりました。床に落ちた物を食べるのは、衛生的でないかもしれませんし、ゲンも悪いでしょう。だれもが行儀がよくなって、粗相をしなくなったのか、隠れて洗って食べるのか、こそっと捨ててしまうのか、「もったいない」という言葉を発する機会もないのです。しつけが十分できて、大事に物を扱うことができれば、物を床に落とすことがないような振舞いができるでしょう。

わたしたちは、食べ物を大事にすることと、食べ尽くすことが同じではないことを知っています。しかし食べ物を大事にできないならば、自分をさげすむことになりそうだと気づきます。
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2010年07月16日

明日の探求会のタイトルは、〜「お盆」に至る古神道的祖先崇拝〜です

このごろお受けするご相談では、ご先祖さまがたが出てくることが多いのです。ご先祖さまがたは、お盆が近づいてきたので、そろそろ子孫のところに出て行こうかと思われているようです。

ご先祖さまがたが、動物や虫の姿で戻ってくると言います。お亡くなりになった方々にとっては、お盆のころはとても大事な時期です。そしてお迎えする方々にとっても大事な行事です。

お盆の行事のために飾りつけを行い、お坊さんをお呼びして、ご先祖様の供養をしっかり行います。しかしご先祖さんをまつる行事の由来は、仏教ではなく、古神道です。

古神道では、ご先祖さまを大事にします。そこに仏教が伝来したのです。そのときに盂蘭盆会も入ってきました。

お盆は仏教に根ざすものだと一般的には思われています。実際にお盆の時期には、日本ではお坊さんは大忙しです。仏教に盂蘭盆会(うらぼんえ)があり、それは盂蘭盆経(うらぼんきょう)によるものです。しかし盂蘭盆経はインドで成立したものではなく、中国で成立した偽経だと考えられています。

また開祖である仏陀、あるいは仏や菩薩を信仰する方も多いのですが、仏教に帰依することは、お釈迦さまの教えを、現実世界で実践することです。そこでは祖先崇拝は重要ではないのです。仏教に祖先崇拝があるとすれば、古代イランのゾロアスター教に由来する祖霊信仰が盂蘭盆会を形成する遠因になっているかもしれません。

今回の探求会では、お盆が、仏教的なものではなく、古神道的な祖先崇拝がもとになってることを説明します。そして祖先崇拝が、神ながらの道につながることを説明します。ご興味がありましたら、お越しください。

探求会  「お盆」に至る古神道的祖先崇拝
日時 / 7月17日(土) 午後1時半から午後3時半
場所 / ホテル日航姫路 1階ファウンテン個室
費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
講師 / 中澤鳳徳
セミナーの内容を録画、録音して、活用することがあります。
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2010年04月15日

4月18日の探求会のタイトルは「石の宝殿」です

4月18日の探求会のタイトルは「石の宝殿」です。

かつて「日本三奇」と呼ばれたのは、生石神社の石の宝殿、宮城県鹽竈神社の塩竈、宮崎県霧島神宮の天逆鉾(あめのさかほこ)です。

生石神社の石の宝殿は、兵庫県高砂市にあります。やく6メートル立方の巨石建造物です。それをご祭神にしているのが生石(おおしこ)神社です。社伝では、オオナムチの神とスクナヒコナの神が石の宮殿を造ろうとしたものだというのです。

奈良県橿原市に益田岩船があって、その形状はよく似ています。不思議なもののひとつとして、話題によく上がるものです。

今回は、信仰の対象である高御位山と、伝承として残る石の宝殿と高御位山との関係について扱います。

探求会「石の宝殿」
日時 / 4月17日(土) 午後1時半から午後3時半
場所 / ホテル日航姫路 1階ファウンテン個室
費用 /1万円 (参加時にお支払いください)
講師 / 中澤鳳徳

セミナーの内容を録画、録音して、活用することがあります。
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