2018年08月08日

父は、デカルトに一家言をもっていた

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私が学生だったころに父が話したことを、最近、思い出した。デカルトの「コギト、エルゴ スム(我思う、ゆえに我あり)」という私たちが聞き慣れたラテン語の言葉を、父は「Ich denke, also bin ich.」とドイツ語で私に言っていた。父が学生時代にドイツ語の書籍の中で読んだのかもしれない。現在も、世間でよく言われるデカルトへの批判、「我が思うならば、我は存在する」を前提にしているデカルトの論理的欠陥に、父は気づいていたようだ。父は、私に「ほんとうは『我あり思うと思う、ゆえに我ありと思う』なのだ」と冗談ぽく説明していた。
posted by ほうとく at 02:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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