2016年12月20日

ほんとうの自分に向かって一歩進む

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私たちの欲求はとどまるところを知りません。お金や地位などは、がんばって思うだけ得たり、あるいは無理なことを知って諦めることになります。着飾ったり、美しい自分を誇示したり、あるいは強靱な肉体を手にしても、健康に生きているだけでありがたいことに気づくようになります。親兄弟や伴侶に感謝し、子や孫を慈しんでいても、おのれが老いさらばえ、その念ばかりで、何もできるわけでもないと気づき、場合によっては、そうした肉親のことが分からなくなります。いずれも不純な、あるいはなんとわがままだったことかと気づくわけです。

最後まで気づかない人もいますが、あることに気づく人もいます。20歳ごろに、あるいは人生の終焉の間近にでも、目標が見えているわけではないけれど、日々を充実させ、自分の成長につなげ、そうすることで心が安らぐことに気づきます。心が躍動しているにもかかわらず、感情が揺らぐわけでもないという、人間の不出来さを、ただ反省するのではなく、本来の人間性を、彼方に見据えて歩みはじめるのです。この謙虚な態度が、実に遠大で、それにどうにも抗えない自分が、ただ自分に対峙して確信を得るのです。一歩先は分かっているように思いながらも、二歩先は闇の道をまっすぐに歩み始めるのです。ほんとうの自分を目の前にして、歩みだすしかないのです。
posted by ほうとく at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 真理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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