2016年10月12日

お坊さんに一言「仏壇の主役はご本尊様だと言ってあげて」

ご先祖様を崇拝するのはすばらしいことです。あるいは当然のことかもしれません。そのせいだと思いますが、日本の多くの方が仏壇の前で、ご先祖様にお祈りしておられます。そこには、お位牌があるか、過去帳があります。

仏壇には御本尊様をお祀りするようになっています。その奥まったところにご本尊様に関係する掛け軸か仏像があります。仏壇は、お寺のミニチュアですから当然です。

7世紀に天武天皇の発した詔(みことのり)が、家ごとに寺を作って仏像とお経を置いて礼拝供養せよでした。持仏堂(じぶつどう)です。もちろん一般の人にできることではありません。室町時代になって「南无阿弥陀仏」と書いた掛軸を仏壇に祀るようになりました。

位牌の本質は、亡くなった方の霊の依代(よりしろ)です。お釈迦さんの教えでは、霊の依代が必要ではありません。日本の位牌は、仏教由来ではなく、日本古来の習俗由来か儒教由来です。

現在のインドのおもだった宗教は、ヒンズー教です。ジャイナ教、仏教、シーク教も含まれています。そこには仏壇も位牌もありません。亡くなられた方を焼いた残りの灰も聖なる川に流してしまいます。

仏壇で、お釈迦さんやその他の如来を飾りながら、位牌や過去帳にお祈りをするのは、正しくないよと、お坊さんは、檀家さんに説明してあげてください。
posted by ほうとく at 11:08| Comment(0) | TrackBack(0) | お坊さんに一言シリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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