2013年10月14日

忍耐力をつける

あなたの考えは、あなたの世界では最上で、完全無欠です。ところが、人さまの言っていることを聞き、あるいは人さまと話して、自分の考えに誤りがあるかもしれないと気づくことがあるかもしれません。そうであってすらも、他の人の考えを受け入れることは、とても困難です。精神的な忍耐力が必要だからです。肉体的な忍耐力は、肉体の痛みを堪(こら)えることです。では精神的な忍耐力は、どこに痛みを感じているのでしょうか。自分の心です。心の痛みを堪えなければならないのです。

なぜ忍耐力が必要なのでしょうか。他の人たちを困らせないようにするためです。忍耐力がない人は、周囲の人たちを困らせることがあります。日常的に出会う事柄です。友人たちと食事に出かけても、自分一人が食卓の上の好きな物を取り込めば、顰蹙(ひんしゅく)をかうことでしょう。相手の立場を考えながら、自分が食べなければならないのです。自分自身に課しているのは、相手への思いやりであったり、自分自身への我慢です。それがその友人との関係を良い状態に保つのです。

自分の考え方であっても、押しつければ他人に迷惑をかけるのです。他人を害し、あるいは困らせるようであっては、結局、自分の居心地が悪くなります。つまり最上のはずの自分の考え方の故に自分の居心地が悪くなるという理不尽にであってしまうのです。その回避のために、少なくとも、自分の考えを押しつけるのを止めなければなりません。そのために忍耐が必要なのです。

ところが、その忍耐力を自分のものにすることが、なかなか困難なのです。身体の筋肉を鍛えるように、時間をかけて鍛えつづけなければ、より大きな忍耐力はつかないのです。
posted by ほうとく at 17:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ・幸福 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック