2012年05月30日

死んでも命がありますように

命がなくなることを死といいます。しかし、よく聞く言葉に「死んでも命がありますように」があります。歳を召された方が、戯(ざ)れてよく言っていたように思います。

江戸時代の大田蜀山人の作といわれます。

嫁は十八わしゃ二十歳 ころは三月花の頃
へらぬお金が三百両 むすこ三人親孝行
死んでも命がありますように

どの部分も、とてもすてきなわがままです。そうあればよいのですが、どれもそうはいきません。

嫁さんも自分もいずれ歳をとることでしょう。新暦では4月、5月ごろのことでしょう。その花のころがずっと続かず、一年の周期で巡ります。減らないお金が、今なら3000万円という感じでしょうか。親孝行の息子が3人いる。極めつけは、死んでも命がありますようにとは、いかないことでしょう。
posted by ほうとく at 11:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ・幸福 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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