
人さまを責めます。そうすると、どういうわけか、自分の心が痛みます。自分の心が痛むので、人さまを責めるのをやめようと思うのです。
ミラーの法則から気づかれる通り、相手を責めている内容が自分の問題点を見せられています。相手を責めている内容は、客観的な事実の指摘ではなく、自分自身のことでイヤだと感じている部分です。それを相手にすり替えて、責めるのです。
「あなたは、非常識なのよ」「きみは、ケチだね」「あの人のせわしなさといったら、、」「どんくさい人って、、、」
というような、ネガティブな言葉で、人さまを責めます。ところが、それらは、言っている当人が「非常識」「ケチ」「せわしない」「どんくさい」のであり、それをみずから改める時期が来ているしるしなのです。
自分のことは、分かりにくいものです。周囲の人が放つ悪口に耳を傾けてみましょう。言葉を巧みに選び、自分自身のことを言い表しているかに気づくことでしょう。