2012年12月08日

鐘を撞くと住民からクレーム

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年末には除夜の鐘の音を聞かれることと思います。

一方で、最近、鐘のないお寺があります。あっても撞(つ)かない寺もあります。あるいは撞けないのかもしれません。

鐘を撞くと住民からクレームが来るという話を聞きました。

戦時中の供出や災害で釣鐘を失った寺も少なくありません。しかし、新たに釣鐘を用意しない寺もあります。住民の理解を得られないのです。あの厳(おごそ)かな音にクレームがつきます。あるいは寄付の催促に思われます。

お寺の釣鐘(つりがね)を梵鐘と呼びます。「梵」はサンスリット語のBRAHMAの音訳で、「神聖・清浄」です。ということは、ありがたい音なのです。近隣の皆さんが仏教に帰依していなければ、迷惑な音に聞こえるのかも知れませんが。

毎朝、早朝にご住職が、鐘を撞くのは、やはりたいへんなことだと思います。寝坊もできません。

写真「釣鐘」by yamaguchi
フォトライブラリー : http://www.photolibrary.jp/
posted by ほうとく at 10:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする